世界チャンピオン フィル・ラズマン・モデル インプレッション 

なんだか雨が続く、いやな天気の夏休みになっていますね
波も無く、静かな湘南になりました。


先日台風のうねりで、Phil Rajzman Modelを試乗させていただきましたので
インプレッションを書かせていただきます!

1201477941213134545.jpg


このボードは、そう、2016年の世界チャンピオンのフィル・ラズマンのシグネチャーモデルです。

20814186_1359700284146885_465758610_n.jpg

20840405_1359700274146886_268081931_n.jpg

20839528_1359700264146887_1649094408_n.jpg





乗る人が乗ると、こんなことや、あんなことま出来てしまうボードなんです。

な・ん・で・す・が、
普通の波で、普通の人が乗るとどう感じるのかをレポートします

世界チャンピオンが乗るボードと言うと、凄く難しいボードなんだろう、と皆さん想像すると思います。
私もそう思っていました。
ところが驚き、な、な、な、なんと、このボード、想像を絶するほど、テイクオフが楽で、イージーなボードだったのです。

素材がEPSで出来ていて、凄く軽く、しかも浮力があるというモデル
パドルが非常に軽くて、漕げば漕ぐだけ進んでくれる、テイクオフが非常に楽ちんなボードなんです。
ということは、勿論コンペティターには良いのですが、力の無い女性等にも持ち運びも非常に楽で、
凄く扱いやすいボードだなと、思った次第です。
そこですか? と言われそうですが、そういう目線も有りかなと、、


以前書いたブログでこのモデルについて書いたのですが、全ては見た目でのコメントだったのですが、
そのコメントは実際に乗ってみて・・・・
全てその通りでした!


まずは、パドリングです。
素材がEPSということで通常のフォームよりも浮力があるにもかかわらず、厚さが3インチと厚め、
しかもレイルが厚めにシェイプされているので、パドルが楽々で、
なおかつ、ロッカーも押さえているので、パフォーマンスボードながら、非常にテイクオフが早いのです。
パドルすればするほど、どんどん進む感じのパドルは、パドル力が無い方でもテイクオフが楽に出来る感じです
ただ、重いボードのような最後の伸びが無いため、最後までパドルをやめないで漕ぎ続けないと止まってしまいます。
そこは軽いボードの弱点ではあります。


走りは、と言いますと、浮力が強い為、少しふらつく感じがあります。
重いボードのような、ボードが勝手にぐいぐい走っていく感じは有りませんが、
何となくアップスンダウン的な体の動きをすると、浮力の反発で押されて加速していきます。
あまり厚い波には向かない感じです。
そりゃそうですね。


そして、ターンは前述のふらつき感を利用して、また、レイルの反発を利用してやるとくいくい動きます。
特にテイル加重しなくても行きたい方に目を向けただけで、曲がっていくので、
ターンが苦手な方には非常にいい感じだと思います。
勿論コンペサーファー等は、テイルコントロールしてやると、非常に軽いので振れ幅の大きい鋭角的なマニューバーが描けます。
当て込んでも反発が大きいのでボードの返りが一気に返ってきます。
この部分は世界タイトルを獲る程のフィルのライディングに由来する感じです。


そしてノーズライディング性能ですが
やはり軽いボード、浮力の大きいボード、レイルの厚いボード 特有の、安定感の無さを感じます。
ボードが足の裏から逃げる感じです。
なので、ノーズが出来ないボードでは無いのですが、少し技術と押さえつける脚力が必要かなと感じます。
やはり、ノーズライドに特化したボードでは無いので、この部分は弱い部分だと思います。
ただ、ノーズにあまり興味の無い方や、とにかく動かしたい方には非常にお勧めです。


HOBIEのラインナップでは珍しく、EPSのパフォーマンスボードですので、
そのEPSのメリットとデメリットを書いてきます

まずはメリット
軽いため、持ち運びが楽々
浮力が通常のフォームよりある
パドルの初速がすぐに出る
ターンが非常に軽く、曲がりやすい、


デメリット
軽くて浮力があるので安定感が無い
重いボードのような厚いセクションでの加速は得られない
風に弱い。浮力が有って、軽いので、風にあおられやすい
強度が強くない。


こんなところが良い点、悪い点であります

最近のシングルフィンばやりの中で、今この手のボードに乗ると
非常に新鮮です。ロングボード特有のターンのストレスが、まったく無く、
快適に動き回れます。


ということで、このボード
コンペティターには勿論、かなり良いボードですが、なんと、非力な方や女性などにも凄くいいということが判明しました。
世界カチャンピオンモデルなのに、驚きの真実でした。


来週入荷します


取材協力 Y.M さんでした
Masa
関連記事