From CA Vol.4_2017

本日は、ゲイリーと少し一緒に過ごしました

その前にフィル・ラズマンについて。

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2016年の年末に2度目の世界タイトルに輝いたHOBIEの星です。

彼は世界選手権後いまだにハワイに滞在しています
ハワイで冬のビッグウェーブを攻めています。
ショートボードしかいないパイプラインで、HOBIEのロングボードでノーズライドしながら
チューブに入る姿は、以前このブログでもご紹介したように、ノースに張り付いているカメラマンの目には
異常に映ったようで、多くの写真を残していました。
そんな彼が、ここ最近ハワイでチャレンジしているのは、
ピ・アヒ またの名をジョーズ と呼ばれている、マウイのノースショアにある、世界最高峰のブレイクです。
沖合にあるので、以前はウインドサーファーが発見して、乗っていました
その後、ジェットで引っ張る集団が出てきて、ボードにストラップを付けて足をそこに入れてジェットに引っ張らせるので
トウインサーフィンと言っていましたが、サーファーとしては彼らが開拓していきました
その当時はサーファーのパドルスピードでは、到底追いつく波の早さでは無かったので、
パドルインは物凄く危険な行為でした。
この事は映画、イン ゴッズ ハンズ で表現されています。
なのですが、近年、どの世界でも、道具が進化し、人々も進化し、
この世界でも、パドルインが当然になってきました。
話が長くなりましたが、
この写真が数日前のフィルです
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なんとゲイリー・ラーソンシェイプの 11フィートのガンで、パドルインでメイクしました
そして
上の写真は自らポストしたものです
凄いです。
パイプラインのノーズライドもすごいですが、
波のサイズがけた外れ、
もし湘南で表現するなら、江の島が押し寄せてくるくらいの感覚だと思います
そうです。大げさですが、江の島が波だとしたら、それに乗るのと同じ様な感覚になることでしょう

そして、彼から、HOBIEに連絡が入り、ジョーズの波用にスペアが欲しい、と
そうですよね、一度何かあったらすぐボードは真っ二つですよね。
ということで、急遽ゲイリーがシャイプし、HOBIE GLASS SHOPで グラッシングをして
今まさにハワイに送ろうとしているスペアがここに有ったのです

これです
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11フィートは長いです。

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そしてロッカーも凄くあります

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厚いです、重いです。

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そして先日のタイラーのガンと同じく、リーシュプラグは2個付いています

ジョーズを実際に攻めるボードに触れることができるとは、
物凄く感動しました。
いろいろ想像しながら、舐めまわすように触りまくりましたよ。


そしてこのガンをシェイプしたのがこの人

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ゲイリー・ラーソンです。

去年日本にも訪れて、おなじみの方も多い事と思います
元気にシェイプしています。

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そして、日本の皆さんに、去年訪日した時には大変お世話になり、大感謝しています
と言っています。
そして、例の漢字で描かれた 鯨里裸村 の印鑑も頂きまして
有難うございます。と
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カスタムオーダーの際には、言っていただければボードに印鑑押しますので
是非、お申し付けください。  とのことです

そして、ゲイリーのシェイプがひと段落したところで
Masa 波チェックに行こう、というのです。
ショップのすぐそばのドヒニ―に大雨の影響で、新しいサンドバーが出来ていることは
先日のブログでご紹介しました。
そうですタイラーと一緒に高台から眺めたところです。
ゲイリーも同じことを興奮気味に言っていました。
新しいブレイクが出来たんだよ!と、うねりの向きが少しでも南に向くと、
凄いことになるはずなんだ、と
ということで、波チェックに行きました。
今回は、現地の浜まで行きました
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が、、、、
うねりが北向きです。 フラット、、、

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なのですが、もっと近づいてみると、気持ち割れていて、
確実にサンドバーが出来ていることは確認されました
週明けには確実に南のうねりが入るらしいので、来週にお預けとのこと
残念。

そして、向かったのは、
トラッセルズのミドルズ、ここは北うねりも拾います
良くこのブログに登場する、パーフェクトライトのブレイクです
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しかも今日は無人、サイズはハラムネ
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ここで、ワンラウンド 頂きました

そして、サーフの後は、メキシカンでカンパイとなるのでした
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隣には、いつも一緒に写っている彼女はいません。
その先はご想像にお任せします。

では、また明日!

Masa







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