台風波用ボード 考察

皆さん、台風7号のうねりは
どこかでキャッチできましたでしょうか
今回の台風は直撃する事も無く、
レベルに合わせた、場所と時間を狙えば、
安全に楽しめたのではないかと思います。

個人的には、終始鵠沼で波乗りさせて頂きました。
使用ボードが多種多様に渡ったのでご紹介させていただきますと
うねりの入り始めのメローな時には
Transition 9'6"
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そして、少しうねりっ気が出てきたときには
Bar Of Sosp 5'2" fish
soapfish521111.jpg

次の日、台風スウェルがしっかり入った大きい波の日 
THE DAY では
TW Charger 6'8”
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そして、台風通過後の少し落ち着いた満潮の朝には
Black Bird 9’0”
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と、いろんなタイプのボードを使い分けました。

それぞれがしっかりとその波に機能して
良いサーフィンをさせて頂きました。
今回はボードのチョイスミスが有りませんでした !

そこで、台風のような、大きい波に乗るときの
ボードチョイスですが

ロングボードの場合と、ショートボードの場合で多少考え方が違いますので
ちょっとここに書いてみたいと思います。

ロングボードの場合
私が大きい波で選択したのはBLACK BIRD 9’0”
これは、大きい波でスピードが出た時にでも
コントロールしやすいように、
普段乗っているクラッシックロングよりも少し短く、軽めで
ボリュームを落としたボードにしました。
波のパワーに負けないで自分の意思でコントロールできるということです。
そして、スピードに耐えられるように
少し細めで、ボトムに抵抗となるノーズコンケーヴが無いというのも
選択のポイントでした。
これは、非常に重要で、幅があまりあったり、コンケーブが深いと
抵抗になり、スピードに耐えられず、ボードが暴れ出します
なので、ボリュームを落として、抵抗を無くすと、
ロングボードでも、大きい波に行けると思います
むしろテイクオフは斜面が緩やかなところから行けるので
恐怖感が無いのではないかと思います
今回チョイスしたBLACK BIRDもいいですが
クラッシックでも、LEGEND やLEGACY、勿論ROSE
もいいです!!

そして、ショートボードの場合、
最大の問題となるのは、テイクオフの瞬間です。
大きい波で、テイクオフするにはかなり急な斜面で
パワーが物凄いところからテイクオフしなければならないため
少しでも、早いタイミングで波をキャッチしたい、という事から
6'8”という長めのボードを選択しました
これは正解でした。
そして、ショートボードでも、抵抗を少なくして、
やはり細めな感じが
大波には合っていると思います
一つだけ、ネックになるのは
ドルフィンです。
長さは、少しでも長い方がいいのですが
ドルフィンが出来るボードが、やはり良いですね。
となると、少し薄めのボードがいいと思います。
また、薄いボードのほうが、スピードが出て
堅くなった面に、レイルを入れられると思います。
Chargerもいいですが、TrackrやDonavonシリーズ等もいです。

上記のようなボードチョイス
参考にしてみてくださいね!

秋の台風に向け、
カスタムオーダーも受け付けていますので
ご相談ください!!


Masa





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