Diamond Quad Soap インプレッション

今日は、前回の台風で、しっかりと乗り込んだ
Bar Of Soapのダイアモンドクワッドのインプレッションをお届けします!
今回おろしたSOAPはダイアモンドテイルのクワッド5‘2です。
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一言で言うと、このクワッド、非常に良いです。のもすごく良いです。
最初にSOAPに乗った時の衝撃の大きさが違う意味で、再び訪れた感じです。
SOAPに乗り込んでいる方だったら、違いがよーくわかると思いますが、
とにかくコントロールしやすいです。

普段、4‘11~6’0“までを乗る私にとって、長さは、全く抵抗なく通常の4‘11“と変わらない感じで乗れています。
ツイン同様、波の形が良ければ、膝波から、十分乗れます。
逆に頭オーバーまで、全然行けました。
通常のSOAPより、大きめの波への対応が強いです。

通常のツインとの比較です。
簡単に言うと、ツインより、軽快に動きます。快適です。
ツインのときと同じように加重すると、狙ったところよりも、内側へ入ってしまいます。
なので、踏み込みが軽くても、いいところに入っていけるので非常にイージーになります。
楽にコントロール出来るということです。
なので、ボトムターン後も、ツインだと、横へ加速していくのに対し少し、縦めに上がって行きます。
なので、その後のトップターンも波に食い、SOAP特有の横方向よりも内側の縦めに降りていきます。
ということで、大きい振れ角度で、加速していく感じがたまらなく、上手くなった気分にさせてくれます。
そして、反応が早く、回転半径が小さくなるので、カットバック時など、高さをキープしたまま返せるため、
いい位置をキープしやすく、失速感が全く無いので、しっかりとしたカットバックが成功しやすいです。
これまた、うまくなった気分にさせてくれます。

テイクオフ時は、通常のSOAPより、パドルスピードが早いと思います。
これは、細めのアウトラインになっているせいかと思われます。
これがノーズから20㎝の幅の比較です。
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TWIN約44cm
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クアッド41㎝
続いてテール幅比較。
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TWINが33.5㎝
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クアッドが35.5㎝
ノーズは細く、テールはクアッドなので広く作れる。
そのため、多少サイズのある波でも、追いかけられるようになっています

いいことばかり書いていますが、通常のSOAPに劣る部分もあります。
それは、やはり、厚いセクションを走るときのスピードはノーマルSOAPの方が上です厚いセクションでノーマルSOAPより失速感はやはりあります。
ま、どこまで厚いところを走りたいかということになりますが・・・

ということで、ノーマルSOAPを乗っている方が乗ると、非常に良さを体感出来ると思います。

ツインからクワッド=乗りやすい。
この流れに乗ると、行き着くところは、スラスターになるのかな、とも思います。
なんだかんだ言っても、スラスターは、乗れさえすれば、コントロール性能は、一番いいです。
走れさえすれば、乗りやすいです。
つまり、通常のSOAPがクワッドに変わることで、より、スラスターに近づいたということなんだと思います。
TWINのSOAPとスラスターのボードの間を行く感じなので、乗りやすく感じることは、間違いないです。

ただ、あの各DVDにでてくる、Tylerの全身を折り曲げて、荷重する、深い深いボトムターンや、大きすぎるほどのラウンドハウスカットバックなど、いわゆる、BAR OF SOAP イズムとでも言うのでしょうか、これからは、少し離れる感じがして、なんか、クワッドで乗りやすいサーフィンをすると、うまくなった気分と、なんだか、負けた気分と、両方が頭の中でクロスオーバーしてなりません。
これは、シングルフィンからツインフィン、ツインフィンから、クワッドクワッドからトライフィン、と乗り換えるときにいつも思うことです。

つまり、乗りやすさを追求するのか?
スタイルを追求するのか?
または、その中間を目指すのか?
ということで、どれも正解で、サーフィンは自由だということですね!

その時の自分が欲するサーフィンをする。
これが一番かと思います。
最後は精神論のようになりましたがSOAPのクワッド、非常に非常に乗りやすいですよ!!

masa
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