Terry Martin Forever

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Terryが 永眠してから、10日経ちました。
私の中でも、やっと心の整理が付いてきました。
私たちには、ショック過ぎるニュースに、当初は、戸惑いも隠せず、
皆様への報告もろくにできないままで、申し訳ございませんでした。

多くの方々から、お悔やみのお言葉や、
花束、お供え、そして祈り、をいただき、誠に有難うございました。
当店の店頭もこのように、皆様のお気持ちでいっぱいになりました
terry[1]
そして、そんな中、自分たちの気持ち、そして、皆様の温かいお気持ちを届けに
先週、急遽渡米してまいりました。

ご遺族の皆様まもちろん、HOBIEのスタッフ、全員と個々に会い、
悲しみをシェアし、皆様の気持ちもしっかり伝えてまいりました。
セレモニーには1000人を超える人が駆け付けました。
あらためて、Terryの偉大さを感じます。

もともとTerryの写真が施されていた、SHAPE ROOMの入口には、花がたむけられ
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shape room中も、Terryをしのんで、このように
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そして、みんなが口にしていたのは、
「Terryは、天国へ行ったので、今頃Happyだよ、今までよりずっとHappyにしているよ」
と言っていました。
Tyler WarrenやGary Larson,Mark Johnsonなど、みんな、そう言いながら、一緒に涙を浮かべてくれました。
私たちも、この10日間涙が枯れる日はなかったです。

しかし、ある人に言われました。
「無くしたものは大きいけれど、Terryが残してくれたものも大きいよ」 と。
そして、「その、残してくれたものを、残された人たちが、どう生かすのか、
それを生かすもころすも、残された人立ち次第だよ。これからのHOBIEが、楽しみだ!」

私は、この言葉に、目が覚めました。
そうです。その通りです。
確かにTerryが残してくれたものは、偉大です。
残された人たちが、活用しきれないくらい、あります。
SHAPEの技術は、しっかりと、Tyler Warren, Gary Larson に伝承されていますし、
その他にも、Terryに教えられた事はさくさんあります。
それらをしっかりと私たちが伝承し、後世に伝えて行かなくてはいけないんだ
と、やっと、前向きになれた次第です。

Terryは、最後に、50年代から、2010年代にいたるまでの
過去のモデルを、一本一本、再現しました。
闘病しながらのシェイプだったので、辛かったと思いますが
最後に、後世に残さなければと、渾身のシェイプを続けたのです。
それが、たとえば、
Phil Edwards モデルだったり
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Corkey Carol モデルだったり
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Joyce Hoffmanモデルなどでした
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そして、本当の最後のシェイプはというと
このボードだったのです
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そうです、50年代初期のボード 「HOT CURL」 です。
なんとTerryが14歳のときに、周りを見よう見まねで、初めてシェイプしたボードが
この HOT CURLだったのです。
そのHOT CURL最後にシェイプをしきったところで、シェイプ人生を閉じたんです。
偶然にも最初と、最後が、このボードだったんです。
hot curl signature
このようにボトムには書いてあります
「1952 REPRICA OF THE VERY FIRST SURFBOARDS I MADE」
感動的です。

以前も書きましたが、Terryは最後まで、
「俺の仕事は、みんなを、海の中で、笑顔にすることだ」
と言っていました。
Terryが、私たちHOBIE JAPANに残してくれたものは、
上記のような、遺産的、サーフボードデザインもそうですが、
この言葉が、一番継承しなければいけないことなのではないかと思います。

私たち HOBIE JAPANの使命は、まさにこれです。
これからも、Terryの教えのとおり、
皆様を、海で、笑顔にする事を、使命と考え、
精進してまいります。


最後に Tyler Warrenが言っていた言葉
をご紹介します。
「Terry Martinにささげる言葉は、Good Bye ではなく、Thank you だよ!」

まさにその通りだと思います
Thank You Terry Martin!

Terry Martinは永遠です。



HOBIE SURFBOARDS JAPAN
Kaimana Trading
代表  井上雅昭







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